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 「ちょ、ちょっと、なんでここで寝るわけ?自分の部屋で寝なよ!」
 深夜のずうずうしい訪問者は会話中に眠気に襲われたらしく、腰掛けていたベットに横たわり始めた。
「今日アスラン、他の任務で帰ってこないんだろ?」
「って、ミゲル。本当にそこで寝るつもりなの!?」
「ココの部屋の方がよく寝れるんだ」
 そう言ってミゲルは、上着を床に脱ぎ捨てるとそのまま布団をかぶって寝に入ろうとする。
「はぁ?なに、オロールいびきがうるさいのぉっと」
 この自分勝手な先輩を布団から引きずりだそうと近づいたら、そのまま布団の中へ引きづりこまれてしまった。
「ちょっ、ちょっとミゲル。悪ふざけはやめてよ!」
 鼻と鼻が触れ合う場所にミゲルの顔がある。嫌でも耳から全身に熱が帯び始めてしまう。
「なに言ってんの。お前が居るからに決まってるだろ?」
 ミゲルの唇が重なるぎりぎりのところで動く。自分の口が渇いて潤して欲しいとゆう衝動に駆られるが必死で我慢する。
「そうだけどさ。ミゲルだって自分の部屋があるわけだし」
「こうやってラスティ抱きしめてるとよく寝れるんだ」
 人の話を無視して腰に回された腕に力を入れられ、さらに身体が密着する。
「お、俺は抱き枕じゃないぞ」
「ああ、抱き枕にはこんなコトできないからね」
 そのまま唇が重なった。
「寝るんじゃなかったの?」
「寝るよ。一汗かいたあとにね」
 俺の乾いた唇を丁寧に潤し終えたミゲルは満足げに人の服を脱がしにかかる。
「俺、明日朝からMSの演習あるんですけど」
 そんな腕を制しながら最後のあがきをとるが、
「大丈夫。明日のMSの演習監督、俺だから」
「…」
 にこっと笑いながら剥ぎ取った上着を床に散らばすミゲルの計算高さには黙るしかなかった。
 今夜もまた睡眠不足決定。なかば明日の演習つぶれる覚悟でミゲルの再びキスを受け入れた。

END20041007



▼わーい。初ミゲラスvV
 ラスティ最近大好きですvV
 かわいいラスティも黒いラスティも大好きvV
 この二人はとっても甘くて虫歯になりそうなくらいな関係希望!(>w<)vV

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